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「会津学」/会津の本の紹介

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おうち時間が増えている方も多いかと思います。
今日からは時々、会津や福島県に関連した書籍を紹介します。
ぜひ、この期間、会津に関する本を読んでお過ごしください。

「会津学」は新しい知の形

一冊目は「会津学」です。

地域学という言葉をご存じですか?
地域学とは、民俗学者・作家として知られる赤坂憲雄氏が1992年に山形県から提唱した「東北学」を発展させる形で複数地域でスタートしたもの。

民俗学の手法で、自分たちの住まう地域の新たな歴史や風土を掘り下げ、地域を捉え直していこうとする試みです。

津軽学や仙台学などと一緒に、2005年に会津から始まったのが会津学です!

会津学は「聞き書き」が中心

会津学は三島町の「奥会津書房」を拠点にスタート、これまでに七冊が出版されています。

「聞き書き」という民俗学の手法で、歴史や記録に残らない地域の生活の記憶を、土地の人たちがすくい上げています。

例えば「渡部家の歳時記」では、東京から昭和村へ嫁いできた女性が、姑から学んだ年間行事の料理などを書き留めています。口承で伝わっていた、過ぎゆく会津や日本の文化や暮らしを記録し、紹介しています。

かつて、会津で暮らした人たちはどのような生活をしていたのか、そんなことを考えるためのヒントがあります。

会津といえば白虎隊をはじめとした幕末の歴史が有名ですが、「会津学」を読めば知られざる会津の文化が生活が見えてきます。

汝の足元を掘れ、そこに泉あり

これは会津学の最後に掲げられているニーチェの言葉です。

こんな時代だからこそ、自らの地域を掘り起こすことで、これからの時代を豊かに生きるためのヒントがあるのではないでしょうか。

新しい知の形と出会えると思います。

その他

地域学は全国流通にのせず、その地域に来て購入して欲しいというのも一つのこだわりとしています。会津学は、現在では会津若松市内の一部書店や、奥会津エリアの道の駅のほかは、Amazonで中古くらいしか出回っていませんが、ぜひ、探してみてください。

ちなみに赤坂憲雄氏は2020年3月まで福島県立博物館(会津若松市)の館長を17年務めていました。
今後は、喜多方市に拠点を設けて東北学の最終章に取り組むとのこと。
新たなる文明論として90年代に山形から始まった東北学が、会津でどのような進展を見せるのか楽しみです。

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