くつろぎ宿は、会津東山温泉で「くつろぎ宿新滝」と「くつろぎ宿千代滝」という2つの旅館を運営しています。

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鶴ヶ城 茶道体験ワークショップ(5/18、6/15、7/20、9/28、10/5)

 

~気軽に茶道に触れてみませんか?作法を知らなくても大丈夫♪~

鶴ヶ城 茶道体験ワークショップが開催されます!

 

今、日本人の精神性が注目されていますね。

そもそもお茶は、臨済宗の開祖である栄西(1141年-1215年)が中国でお茶と出会い

種子を持ち帰り、普及をおこなったところから始まります。

その時のお茶は、現代の『抹茶』と同じ、粉末にして飲む方法がとられていました。

栽培法や効用を説いた茶に関してのわが国最初の文献である栄西禅師の「喫茶養生記」には、

 「茶は養生の仙薬であり、人の壽命を延ばす妙術を具(そな)えたものである。

山や谷にこの茶の木が生(は)えれば、その地は神聖にして霊験あらたかな地であり、

人がこれを採って飲めば、その人は長命を得るのである」

「茶を喫すれば、心臓が強くなって病を無くすることができる」

「中国大陸にあっては、日本と違って苦味として茶を喫しており、そのためにその国の人々は、心臓の病がなく、また長命である」

「もし心神が不快なときは、必ず茶を喫するのがよい。心臓の調子を整えれば、万病を除き治すことになるのである」

(出典:「知のソムリエ」

といったことが書かれているようです。

 

 

室町時代に禅の精神と結びついた茶の湯は千利休へと受け継がれました。

禅と結びついた茶道を表す言葉に、「教外別伝 不立文字」があります。

これは、禅をインドから中国に伝えた達磨大師が残した「四聖句」のうちのふたつ。

 

文化庁「文化遺産」一休の一行書解説によると、

教外別伝とは、釈迦の言葉による教えのほかに、心から心へと直接に伝えられ得るもののことを言い、

不立文字とは、真理は概念で規定し得るものではない、という意味です。ともに禅宗の核心をつく言葉です。”

とあります。

 

 

私も何度か茶の湯を経験させていただいたことがあるのですが、

”考えるのでなく、何度も繰り返して形で覚えなさい”

と教えられました。それは、覚える作法が多い茶道の世界。

その一言が、初心者にとって心のやすらぎに繋がりました。

 

千利休の唱えたお茶の精神「和敬静寂」の四文字に集約された世界観。

身構えず、ぜひ気軽に体験してみませんか?

 

鶴ヶ城内にある「茶室麟閣」は千家ゆかりのお茶室として、また、茶道文化再興の地として有名です。

千利休の死により途絶えかけた千家の茶道は、

時の会津領主・蒲生氏郷によって保護された利休の子・千少庵によって再興され、現代まで続いています。

 

千少庵が会津にかくまわれていたときに造られたとされる茶室麟閣は、

戊辰戦争後、城下に移築され保存されていましたが、

平成になって元の場所である鶴ヶ城内へ移築復元されました。

⇒ 茶室麟閣について詳しく(一般財団法人 会津若松観光ビューローHP内)

 

 

そんな千家ゆかりの茶室麟閣で、茶道を体験できるワークショップです。

普段は外からしか見られない茶室の中に入って、

茶道の先生方のお点前を間近で見ながら、お茶とお菓子を楽しむことができます。

茶室麟閣の歴史や、作法についてわかりやすく解説しますので、

初めての方でも気軽にご参加いただけます。服装は自由、手ぶらでOK。

この機会に、ぜひ茶道に触れてみませんか?

 

《Information》

​鶴ヶ城 茶道体験ワークショップ​

■開催日・流派
第一回 令和6年5月18日(土曜日) 表千家同門会福島県支部会津方部
第二回 令和6年6月15日(土曜日) 茶道石州流宗家会津支部
第三回 令和6年7月20日(土曜日) 石州流茶道宗家福島県支部
第四回 令和6年9月28日(土曜日) 茶道裏千家淡交会会津支部
第五回 令和6年10月5日(土曜日) 大日本茶道学会会津若松支部

各日3回開催します。所要時間は約45分です。

①10時30分から11時15分
②12時45分から13時30分
③14時から14時45分

■開催場所:茶室麟閣(「鶴ヶ城」本丸内 )
※受け付けは麟閣表門の外で行います。開始時間までにお集まりください。

■参加費
大人 1,000円 小人 800円 ※茶室麟閣入場料も含まれます。

■定員
各回8名(予約制/先着順)※定員に満たない場合は当日申し込み可能。

■申し込み方法
電話またはインターネットでお申し込みください。
電話 0242-39-1251(会津若松市観光課)
インターネット じゃらん体験申し込みサイト(外部サイト)

■お問い合わせ先
会津若松市役所観光課

くつろぎ宿 千代滝・新滝

くつろぎ宿は、会津東山温泉街に千代滝と新滝というおもむきの異なる2つの旅館を運営しています。
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くつろぎ宿千代滝

温泉郷を一望できる、高台に位置する千代滝

千代滝は、東山温泉郷を一望できる高台にあります。 館内には会津の地酒は常時30種類以上をご用意した、日本酒バー「地酒の館」もございますので、遅くまで地酒をお楽しみいただけます。 風呂は10階と2階の二か所にございます。 10階にある「遊月の湯」からは、会津城下町の夜景をはじめ、温泉街や温泉郷をご覧いただけます。天気の良い日には綺麗な星空が広がることも。
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くつろぎ宿新滝

温泉街中心部、川沿いに位置する新滝

新滝は、東山温泉街中心部、川沿いにあります。 館内には、歴代の会津藩公の湯治場だった岩風呂をはじめ、戊辰戦争のときに土方歳三が刀傷を癒した猿の湯に由縁あるお風呂など、4種類の源泉かけ流しのお風呂がございます。
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